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GPO(General Practitioner’s Orthodontics)例会に参加して来ました

2016年9月29日(木)

GPO例会に参加して来ました。

GPO (General Practitioner’s Orthodontics)は一般臨床家が集まる矯正の勉強会です。

今回は、矯正専門医で、大阪歯科大学歯科矯正学講座の非常勤講師、中国の山西医科大学矯正学客員教授を務めていらっしゃる山田尋士先生の特別講演でした。

『日々の歯科矯正臨床について』という演題でした。

今回の特別公演の演題項目

・叢生の少ない抜歯症例は難しい

・レベリング中(またはスペース閉鎖時)に根尖を一度唇側に動かしている

・角ワイヤーを入れるときにブラケットの角度を理解しているのか

・抜歯スペースの閉鎖が早いと中切歯が提出してしまう

セットアップについて

idealのセットアップとovercorrectionセットアップの2種類があります。

矯正治療ではリトラクションのときに前歯のラビッティングがしやすい。

だからOvercorrectionのセットアップでトルクを入れたい。

でも、犬歯は動きにくいから前歯のトルクは結局キャンセルされてしまうという事があります。

前歯がラビッティングして立つと臼歯が2級気味になる。

前歯歯軸の考え方(セットアップ)

前歯部においてリトラクションの量が多い場合、2−2の4前歯にのみovercorrectionトルクを入れて犬歯はトルク0にする。

叢生ケースにおいてはワイヤーにovercorrectionトルクはほとんど入れない。レベリング後において抜歯スペース閉鎖量が少ないためあまり影響がないと思うから。

懇親会でもたくさん症例相談にのっていただき、とても勉強になりました。

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